１、家庭菜園は楽しい
家庭菜園を経験している人は少なくないと思います。
私も季節に合わせて数種類の野菜を家庭菜園で育てて、肉野菜炒めや肉野菜スープにして家族に提供しています。
野菜の活用法については、野菜スープのすすめ、や肉野菜炒めのすすめを参照して下さい。
最近では、土を使わず卓上で育てる小型水耕栽培キットがネットでも販売されていて、気軽に家庭菜園できる時代になっています。その装置は大きさがＡ４用紙サイズくらいで、成長を促進するライトもついていて、水耕栽培なので液体肥料があれば、簡単に室内栽培できます。鑑賞にもなるので家族で楽しめます。ペットがいる家庭では食べられないように気をつける必要があります。 まだ家庭菜園を経験されていない方は、コップ栽培やこの水耕栽培キットも試して下さい。もちろんベランダのプランター栽培も可能です。
２、小松菜は癌予防におすすめ
小松菜は比較的成長が早く、種まきや収穫の時期が広く、収穫も短期間でできるので、栽培しやすく楽しみが増える野菜です。しかも味噌汁、お浸し、煮物、鍋、スープ、炒め物、漬物、チャーハン、パスタ、ナムル、サラダなど、それ以外にも幅広く活用できる野菜です。
勧めの理由は、βカロテンやビタミンＣ、イソチオシアネート、鉄、カルシウム、ジインドリルメタンが含まれ、いずれも健康維持や癌予防に必要な成分が含まれていることです。
アブラナ科の野菜は、乳癌など女性系の癌予防に有用です。小松菜もアブラナ科の野菜なので、特に女性にお勧めの野菜です。ほうれん草の３倍のカルシウム量で、鉄も豊富なので成長期のお子さんにもお勧めです。
３、お浸しがおすすめ
味噌汁に入れておいしい小松菜ですが、お浸しをお勧めします。
私の場合は、あご（トビウオ）と鰹節、昆布の出汁を用いています。出汁用の木綿袋があるので、それを使用します。その袋にあごだしパウダー（無添加）、鰹節、刻んだ昆布を入れて、炊飯器の保温温度（６０度～７５度）の水中に袋を入れ１時間ほどで出汁をとります。木綿袋を使用する理由は、マイクロプラスチックの害を避けるためです。保温の低温ではうまみ成分が多くでることがわかっています。
鍋に日本酒を入れて煮詰め、アルコールが飛んだら、みりん、醤油を適量入れて、上述の出汁を加えます。その中に４～５ｃｍにカットした小松菜を入れて、沸騰させ、食べ頃の軟らかさになったら完成です。
ゴマや柚子の皮を盛り付けて召し上がって下さい。 興味ある方は刻んでチャーハンに入れてみて下さい。作ったことはありませんが、卵焼きにも合うと思います。
４、栽培方法
小松菜の種は複数あります。暑さに強いもの、早く収穫できるもの、軟らかいもの、サラダにできるもの・・・などなどがあるので、お好みで選択されて下さい。
根から葉先までが長く成長し過ぎると硬くなるので、２０ｃｍ前後で収穫するのがお勧めです。また、サラダ用の小松菜以外は、苦みが強くサラダに向かないので気をつけて下さい。
簡単な栽培方法・・・ネットで販売されている水耕栽培キットですが、費用がかかるので、より簡単に栽培するには、直径１０ｃｍほどの栽培用容器に土を入れて２，３粒の種を入れて栽培する方法です。これが３つあると１食分がまかなえます。もちろん、大きめのプランターで大量に栽培することもできます。
土の場合は、肥料を定期的にまく必要があります。栽培方法の詳細は、家庭菜園の動画を検索し参照されて下さい。
５、まとめ
小松菜を自分で栽培すると、成長が早いので毎日水をかける時間が待ち遠しくなります。人生の楽しみを１つ増やす感じ、趣味のつもりで家庭菜園をしてみて下さい。
小松菜に含まれるジインドリルメタンは女性系癌を予防するのに有用である他、カビ毒の解毒、抗炎症にも有用です。
ジインドリルメタンの吸収はビタミンＥでよくなります。アーモンドにビタミンＥが入っているのでアーモンドミルクの鍋に小松菜を入れてもいいですね。
食べるものを自分で作る醍醐味を味わえるのが家庭菜園です。 今夜の小鉢、小松菜のお浸しどうですか？
