加齢臭を防ごう

2023年10月29日AGE ,EGCG ,EPA&DHA ,アンチエイジング ,抗酸化 ,老化

1、加齢臭は上半身に発生する

 加齢臭は多くの場合、首の後ろ、耳の後ろ、頭部、胸、背中などに発生します。

2、加齢臭の要因は糖化や酸化ストレス

 加齢臭の要因①・・・皮脂の一部が酸化して、ノネナールが産生され加齢臭のもととなります。

 加齢臭の要因②・・・体の酸化状態がノネナールの産生要因にもなりますが、体内の酸化ストレスや糖化ストレスが背景にあります。

 酸化や糖化をもたらすのは、腸内環境の乱れ、抗酸化物の不足、AGE、過酸化油、アルコール、皮膚表面の雑菌、汗、紫外線、糖質、睡眠不足、中性脂肪が高い、喫煙、過度の飲酒、不規則な生活、肥満、過剰な糖質、食品添加物、精神的ストレス、高脂肪食などがあります。

3、加齢臭は生活習慣臭、医師のアドバイスが必要

 加齢臭がある、ということは体が酸化や糖化にさらされていて、老化の一途をたどっているという老化のサインになります。つまり老化が進行しているということになります。

 加齢臭は加齢に伴い誰にも発生するものではなく、老化を促進するライフスタイルや食で発生するので生活習慣臭という方が適切かもしれません。

 そのため加齢臭がある人は、動脈硬化や高血圧、内臓脂肪過多、骨粗しょう症などの生活習慣病が隠れている可能性があるので、内科やアンチエイジングに精通する医師に診てもらう必要があります。

 同時に加齢臭のもととなるライフスタイルや食を見直すためのアドバイスをもらう必要があります。

4、加齢臭の対策は食べ物から

 加齢臭の対策は次のようなものとなります。

 ①抗酸化物質の摂取(果物、野菜の摂取)、②水素水の摂取、③洗顔後の化粧水の使用、④ウーロン茶、緑茶の飲用、⑤ポリフェノールの使用(赤ワイン、ウイスキー、玉ねぎ、バナナ、トマトなど)、⑥睡眠、⑦ビタミンC、⑧湯船入浴、⑨ハーブの活用、⑩発酵食品、⑪青魚⑫マルチビタミン&ミネラルの活用、⑬腸内環境の改善(乳酸菌、ビフィズス菌など)

 加齢臭の対策は、主に食事です。適切なカロリー、食の選択や調理法の見直しにより、腸内環境もへかし、徐々に体重も変化してきます。 

4、まとめ

 加齢臭は、体の酸化や老化のサインです。
 加齢臭のある人は、医師に相談し、加齢臭をなくすようにすることで健康長寿を目指せるようになります。

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