さった、6月14日(土)、アクロス福岡にて・・・
遺伝子検査の大家、大森先生のセミナーを受講してきました。
細かい内容に圧倒されましたが、臨床に使える情報を精査して今後クリニックの医療で活用させて頂く予定です。
遺伝子は酵素を作り→酵素は代謝を回し→代謝の良しあしで各種症状がでます。
根本的な治療は、1つには、遺伝子の発現を抑えるか促進するか、2つ目には、代謝酵素の動きを促進するか抑制するかになります。
私が提唱している代謝栄養療法では、上記2つの観点から、遺伝子変異があってもサプリメントや栄養素で代謝を本来ある姿にするものです。
もちろん薬物も使用できますが、できるだけ副作用の少ない、体に優しい治療、無薬根本療法を目指しているので、代謝を動かせるサプリメントや素材に関する情報を集めているところです。
最近メチレーションで重要な酵素類にMTHFrがあり、それに関する情報がネットでも掲載されています。
そのメチレーションで重要なもう一つの酵素として、CBSがあります。
この酵素を作る遺伝子に変異があるとCBS酵素の活動が促進され、メチレーション全体に影響します。
その促進を抑える素材もあります。
そのようにして代謝を修正するのが、いわゆる”タイラズメソッド”なのです。
今回は、その治療の幅を広げる情報をゲットしてきたので、読者の皆様にもお知らせします。