クイズNo.113・・・カルシウムパラドックスの影響、神経障害をもたらし、細胞内カルシウムで活性化される酵素は?

2020年11月16日カルシウム ,クイズ

ハートフルクリニックの平良です(^_-)-☆

 

今回のクイズは、カルシウムパラドックスで起こる様々な害のうち、見落としがちなものです。

 

カルシウムパラドックスで起こる、細胞内の過剰なカルシウム濃度上昇で様々な害が発生します。

 

サプリメントのビタミンD3を服用していたら、カルシウムパラドックスは発生しにくくなります。サプリメントのビタミンD3は、活性型ビタミンDではないので、カルシウム濃度の上昇は起こりません。

 

細胞内の大量なカルシウム濃度上昇で起こる害は、例えば脂肪酸合成酵素の活性化により脂肪酸合成が促進され、癌増殖に使われますので、癌の方においてカルシウム代謝はコントロールするべき一つになります。

 

さて、今回のクイズですが、カルシウムパラドックスで起こる害の一つです。

脂肪酸合成酵素以外にも活性化される酵素があり、それが原因でHSP70が分解されます。その分解の途中でヒドロキシノネナールが働きます。

 

ヒドロキシノネナールは、ファーストフード、インスタント食品、スナック菓子、加熱されたリノール酸などで体内で合成されます。

 

さて、このカルシウムパラドックスによる細胞内カルシウム濃度上昇で活性化される酵素はなにでしょうか?

 

わかるかな~、わからない人は、クイズ回答No.113を見るか、サプリメント療法レシピファイルのカルシウムのシートを確認して下さい。

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