ハートフルクリニックの平良です(^_^)v
久しぶりのクイズです・・・
ATPを減らす要因といえば・・・ミトコンドリアの機能低下、嫌気性解糖の抑制(アルツハイマー病では抑制されています)、TCA回路の抑制(有害金属で抑制されます)、複合体の抑制(アラキドン酸や小胞体ストレスでも抑制されます)、その他Lカルニチン、αリポ酸、コエンザイムQ10、B群、鉄、マグネシウムなどのミネラル不足も関係します。
コエンザイムQ10は体内で合成されますが、コレステロールを下げるスタチン系薬剤によって、その合成が平均30%低下します。これもATP産生量が低下する要因になります。
ヘム鉄の合成経路の途中で抑制がかかれば、それもATP産生量の減少になります。ヘム鉄合成は、ヒ素、水銀、鉛で抑制されます。
そのほか、ATP産生量が低下する要因として、何があるでしょうか?
その要因は限りなくありますが・・・
5つあります。
ヒント・・・一つはサプリメント、二つめはビリルビンがあがる病態、三つ目は代謝異常、四つ目はビタミン不足、五つ目は歯周病でも起こります。
さーなんでしょう。