新しいガン医療として、「超高濃度ビタミンC点滴療法」が注目を浴びています。
きっかけは2005年に『アメリカ科学アカデミー紀要』という権威ある医学誌に、
アメリカの政府系機関の研究者たちが発表した論文が載ったことです。
論文タイトルは「薬理学的なビタミンC濃度がガン細胞を選択的に殺す」
というセンセーショナルなもの――。正常細胞には害を及ぼさず、
ガン細胞のみを殺す作用が超高濃度ビタミンCにあるというのです。
著者は、ビタミンC点滴療法の日本におけるパイオニアの一人であり、
この二年の臨床例と治療の実際を公開しつつ、海外の検証論文、症例とデータ、
ビタミンCがガン細胞を殺すメカニズム、これまでの歴史(今まで注目されなかった理由)、
そして日本のガン医療の現実を、ガン患者さんやその家族の方々に
理解していただけるよう、平易に解説。副作用がほとんどなく、再発・転移を防ぐ
「希望のガン医療」をわかりやすく紹介します。
- 著者
- 水上 治
- 価格
- 1,365