1、美味しいの定義
今、料理番組を見ています。それを見て反感も抱いています。美味しいとはあくまでも個人の感覚です。何が美味しくて、どのように調理したものが美味しくて、どの食材が美味しいか、千差万別。
”美味しい”には、かなりの個人差があります。それを知る人も知らない人もいると思います。
見た目に美味しい、テレビの画像で美味しそうなど、いろんな画像上の美味しさがありますが、本当の美味しさとは何か、普通に考えることはないと思います。
私は、常日頃、考えています。
美味しいとは何か・・・?
絶対に美味しい!!はなく、相対的に、あるいは個人的に美味しいは存在します。
多くの料理店が、美味しさを求めますが、医師としてアンチエイジングヘルシー料理研究家としては、一部を除くあらゆる料理店で、ヘルシーに関してはとても及ばないのを感じています。実際それでもオイシーです。
2、オイシー&ヘルシー
もちろんオイシー&ヘルシーを目指している料理人もいます。
でも数少ないのが事実です。料理法、調理法、食材の選択にしても、アンチエイジング医師としてお勧めできない料理が多いのも事実です。
だからといって、その料理人の責任ではありません。医師の勉強をしたのではなく、料理人として歩んだ道だからこそ、美味しさを追求するのが、仕事だからです。
世の中にはオイシーがあふれています。
でもそれだけ求めて、口に入れると大きなつけを払うことになります。
そうならないためにもオイシーだけじゃない、ヘルシーも同時に追求できる、舌、知識、知恵を求めたいのが私です。
多くの誤解を受けそうですが、オイシーに異論はありません。でも同時にヘルシーだと、より美味しさが増すことは言うまでもありません。
どの料理、調理法、どの食材がヘルシーか、そのような本来料理人が把握すべきを把握している料理人は一握りだと思います。
私は、料理研究家であり、料理人じゃないのでなんとも言えませんが、料理の意味は3つあると考えます。
一つは、オイシーを追求するもの、二つ目はヘルシーを追求するもの、三つ目はその両方を追求するものです。
私は、三番目を追求して、料理研究家をしているので、多少オイシーが落ちるかもしれませんが、ヘルシーであることは変わりません。
3、選択は自由
皆さんはどちらを選択しますか?
愛おしい家族、カワイイ子供、愛する家族のために、どのタイプの料理を選択するか、自由ですが。
私には、オイシー&ヘルシーが最高だと考えいてます。
強制はできませんが、ぜひ情報を入手する機会があれば、オイシー&ヘルシー料理を作る知恵を盗んで下さい。
4、料理に対して千里眼が必要です
一般人、医師や歯科医師に対して料理教室をさせて頂きましたが、代謝栄養療法の知識に基づいた、料理法や調理法でないと、より高みのある健康法をゲット出来ないのでは?と考えている私は、日頃垣間見る料理番組に対して、疑念を抱くのも、異なる視座からの一つの意見として、捉えて頂けたら幸いです。