乳酸は疲労物質ではない

2022年07月12日ATP ,料理 ,疲労

乳酸は疲労物質ではない

 

  1. 1、乳酸の役割は、以下のようになります。

①      細胞のエネルギーになる

②      脳神経組織のエネルギーになる

③     疲労を抑制する・・・以前は疲労の原因物質と言われていましたが、最新科学ではそうでないことがわかっています

④      組織の酸素化に使われる

 

  1. 2、乳酸はエネルギーになる

乳酸は筋肉や脳でエネルギーに変換される。

ビタミンB群(ピーナッツ)と亜鉛(カボチャの種)の存在で、さらに空腹や運動時に乳酸を摂取すると、効率的に乳酸はエネルギーに変化されます

 

  1. 3、乳酸を摂るには

①      キムチ、ぬか漬け、しば漬け、サワークラウト(ドイツのキャベツのつけもの)には植物性乳酸菌が含まれ、腸内で乳酸を増やすのに有用

②      乳酸飲料、乳酸菌飲料の使用も有用

 

  1. 4、まとめ

乳酸は、肝臓でブドウ糖に変えられて、筋肉で使われエネルギーとなる。

疲労を取るには、ビタミンやミネラル、乳酸などの他、鶏胸肉に含まれるイミダゾールジペプチドの摂取が有用・・・特に鶏胸肉の30分以上の煮込みスープはイミダゾールジペプチドが汁に溶け込んで、薬膳になります。キムチ鍋にすると乳酸も摂れます。

乳酸は、疲労物質ではなく、疲労を回復するための物質であることを知って下さい。

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