白寿会新聞No.37・・・ 干しエビを活用しよう
① 干しエビの成分
マグネシウム、マンガン、リン、カルシウム、モリブデン、グルコサミン、コレステロールを含む。特にモリブデンは、解毒に必要であり環境ホルモンなどを代謝します。
② モリブデン
モリブデンは解毒に必要ですが、モリブデンが酵素に結合し、硫酸を合成します。その後硫酸は活性硫酸を合成し、自己免疫疾患の抑制やエストロゲンの代謝に作用します。
モリブデンを多く含むものとして、大豆、らいまめ、納豆、そらまめ、えだまめ、あまのり、あずき、バジル、レンズ豆、ひよこまめ、サクラエビ(桜エビ)があります。
③ 摂取方法
豆類とともに摂るとモリブデンが補充されるので推奨できます。煮豆に入れたり、納豆に混ぜたりと使い方は自由自在です。
④ 干しエビの活用法
次のような方法をお勧めします。そのまま食べる、納豆に混ぜる、カレーに入れる、チャンプルーに入れる、スープに入れる、だし巻き卵に混ぜる、サラダに混ぜる(ドレッシングは黒酢とフラクトオリゴ糖、シソ油を混ぜたものを推奨)。
⑤ まとめ
干しエビは、モリブデン補充食材として、さらには健康長寿のためにも解毒食材として活用するべきです。