白寿会記事No.9・・・ナッツのすすめ

2021年12月12日白寿会新聞

ハートフルクリニックの平良です(^_-)-☆

 

白寿会新聞No.9・・・なっつのすすめ

 

ナッツのお勧め

1、はじめに

皆さんは、日頃からナッツを食べる習慣はあるでしょうか?

日本人は欧米に比べ、ナッツを食べる習慣が少ないと言われています。

今回は、ナッツを食べたくなる情報を提供したいと思います。

かく言う私の部屋には絶えずアーモンドが常備されていて、夜食やおやつに、さらには本文のような記事を書きながら、アーモンドを食べています。もちろん外出先でお酒を飲む際には、ミックスナッツを食べています。

では、ナッツ類の魅力について語っていきましょう。

2、ナッツ類とは

お勧めするナッツ類は、アーモンド、ブラジルナッツ、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、マカダミアンナッツ、ピーカンナッツ、松の実、ピスタチオ、クルミなどです。

ちなみにピーナッツもお勧めですが、豆類であり、ナッツの仲間ではありません。

お勧めのナッツですが、油脂も多く比較的カロリーも高いため、食べ過ぎには要注意です。

1日の摂取量は片手のひらに乗る程度で摂取して下さい。小腹がすいた時のおやつや夜食にお勧めです。素焼きで塩分が入ってないものをお勧めです。

3、ナッツの効果

ナッツ類全般に言えることですが、カルシウム、カリウム、葉酸、マグネシウム、亜鉛などが豊富で、ミネラルを摂取するには最適です。

脂質も多いので、前述の通り過剰摂取は避けて下さい。

それぞれのナッツについて、抗肥満や美肌などの各種有効性が知られています。

それでは、代表的なナッツについて見てみましょう。

①     アーモンド・・・一番のお勧めナッツは、亜鉛やビタミンEが含まれるアーモンドですが、糖尿病患者の血糖値を下げる効果や体内の炎症を抑える効果も知られています。食物線維は、レタスや牛蒡より多く、油の吸収を抑制して、腹持ちがいい上に食欲も抑制します。

成長ホルモンの合成に必要なアルギニンも含みますので、成長期のお子さんにもいでしょう。アーモンドを一番にお勧めする理由は、老化や各種疾患の発生要因でもある体内の有害物、AGE(最終糖化産物)を減らす効果があるためです。

1日20から25粒を摂取するのをお勧めします。

アーモンドはナッツの王様と言ってもいいでしょう。

②     カシューナッツ・・・ナッツの中でも亜鉛が多く、元気な精子が増えると報告がります。男性不妊症の方にお勧めです。

③     くるみ・・・コレステロールを下げる作用があります。ポリフェノールを含み、抗酸化力が高いナッツです。クルミのポリフェノールは、加熱すると量が増えるので、料理で使ってみて下さい。1日7粒ほど摂取するといいでしょう。

④     ブラジルナッツ・・・セレンを含み、抗酸化作用や解毒作用があります。

⑤     マカダミアナッツ・・・カロリーが高いという特徴があります。食べ過ぎると良くないです。

⑥     松の実・・・食欲抑制作用がある成分を含み、さらに抗炎症、抗アレルギー作用や体を温める作用もあります。

4、ナッツの活用法

ナッツを細かく砕いてサラダに入れるのもいいですし、お茶漬け、かき揚げ、野菜の和え物に入れるとサクサク感が有り美味しいと思います。揚げ物の衣にもなります。

いつものおにぎりが砕きナッツを入れることで、ひと味変わったおにぎりになります。試して下さい。その他リゾット、カレー、パスタ、炊き込みご飯、餃子、チャンプルー(炒め物)、スイーツにも合います。

アーモンドはパウダーもありますので、それを卵焼きに入れてもいいですね。

細かく砕いたナッツは、焼きそば、エビマヨ、パンに入れても美味しいと思います。

アーモンドミルクは、鍋に使えます。シチューのように白く美味しい鍋ができます。乳製品のアレルギーがある方の牛乳の代用品としても活用できます。

クルミは、胡麻だれのようにして、サラダドレッシングを作ることもできます。

ナッツの燻製もありますが、AGEが多くなるので少なめにして下さい。

甘みをつけて、スイーツとしてナッツを食べる場合、甘味料はフラクトオリゴ糖を使用して下さい。

5、まとめ

今回は、ナッツについて語りました。

ナッツには、ビタミンやミネラルが含まれるので、適量を摂取することで、健康維持に有用です。

特に、アーモンドはAGEを減少させ、亜鉛やビタミンEを含むのでお勧めです。

さー、皆さんも私と同じように、ナッツ生活を初めてみませんか?

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