白寿会新聞No.6・・・新型コロナウイルスワクチン接種注意点

2021年12月6日新型コロナウイルス ,白寿会新聞

ハートフルクリニックの平良です(^_-)-☆

白寿会新聞No.6「新型コロナワクチン接種注意点」

新型コロナウイルスワクチン接種注意点

  1. 1、はじめに

日本のワクチン接種率は諸外国に遅れています。

自己免疫疾患や喘息などの基礎疾患を持っている場合リスクを伴うので、ワクチン接種を避けるのも正しい選択ですが、ワクチンを接種する場合、その前後における対処法についてまとめます。

  1. 2、炎症対策

まず炎症対策です。ワクチン摂取後は多少なりとも体の中で炎症が起こります。炎症の強弱には個人差があり、おそらく日頃の生活、食事内容、生活歴、家族歴、体質、サプリメントの摂取などが関係しているものと思われます。

大切なのは、抗炎症、抗酸化対策でワクチンの副反応をできるだけ抑えることです。

抗酸化食品、抗酸化物質、抗炎症物質の摂取をすることは大切です。

抗炎症のために口にしたいものを列挙すると、青魚、ワカメ、緑茶、紅茶、納豆、ビタミンD(鶏卵、鮭、イクラ、魚卵)、亜鉛(牡蠣、アーモンド、大豆、緑茶、肉類、生姜)、ポリフェノール(玉ねぎ、ウコン(クルクミン)、緑茶、ブドウ、リンゴ)、アブラナ科の野菜(キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、白菜、水菜)、アピゲニン(パセリ、セロリ、カモミール茶)、緑黄色野菜、チンゲンサイ、ブルーベリー、リコピン(トマト)、ナッツ、ニンニク、SOD酵素サプリメント、レスベラトロール(ブドウの皮、玉ねぎの薄皮)などです。

特に納豆をお勧めします。

これらを全て含む優れものレシピは、「納豆しらす卵かけご飯」です。それをお茶とともに頂いて下さい。

少なくともワクチン接種の1週間前から、毎朝頂いて下さい。これを食べてワクチン摂取後どうなったという、論文はないのですが、あくまでも栄養素の摂取でワクチンの副反応を防ごうという意見です。

  1. 3、血栓対策

次に血栓対策、これも重要です。血栓対策で重要な栄養素はEPA&DHAです。しらすには結構な量のEPA&DHAが含まれるため、先ほどの納豆しらす卵かけご飯以外にも、肉野菜炒めにシラスやサバ缶を入れて食べることをお勧めします。その他、玉ねぎ、納豆、ニンニクも血栓対策にお勧めです。

そして、飽和脂肪酸を多く摂取すると血栓ができやすいので、動物性脂肪はワクチン接種前には避けて下さい。

抗血栓のお薬を服用している方は、納豆の摂取を禁止されている方もいます。その場合、主治医に相談して下さい。

  1. 4、ワクチン前の注意点

まず、体調を万全にすることです。酒、激しい運動などいつもと違うことは避けて下さい。発熱がある、だるいなどの症状がある場合は、主治医に相談して下さい。

きちんと3食ご飯を頂き、抗酸化サプリメントを活用している方はそれを摂取して下さい。睡眠を十分とって下さい。

持病がある方、服薬している方は、事前に主治医に相談して下さい。

  1. 5、ワクチン後の注意点

ワクチン会場ではマスクを忘れず、ワクチン接種会場入場退場の時に手洗いをして下さい。注射部位をこすったりせず、摂取後1週間は激しい運動や飲酒を避けて下さい。

ワクチン摂取後に抗体ができるのは長くて14日後なので、2週間は気を抜かず感染予防対策をとって下さい。

  1. 6、おわりに

ワクチン接種前後の注意点についてまとめました。

基本は、いつも通り、無理せず体を酷使せず、万全の体調でワクチン接種をし、接種以降も2週間は特別なことをせず、睡眠をしっかりとり、毎日青魚、豆腐、納豆、ワカメなど、和食中心の食事を摂って下さい。

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