クイズNo.117・・・夕暮れ後に動けなくなる兄弟、原因推測

2021年11月19日クイズ ,コレステロール ,パーキンソン ,代謝経路図

ハートフルクリニックの平良です(^_-)-☆

 

外国での実例です。

テレビで見たのですが、毎日夕暮れ後に、意識はあるものの、動けなくなる兄弟の症例が報道されていました。

 

日が暮れると突然、目は開いていても、四肢は伸展したまま硬直してしまうのです。まるでパーキンソン病のように。

 

治療にあたった医師は、パーキンソン病様の症状から、ドーパミンを合成する薬剤を使用したところ、症状は改善されました。

 

遺伝子を含めた各種検査でも異常が見つからず、病名も動けなくなる原因も分からないということです。

 

治療にあたった医師は、夕暮れ後にドーパミンが減少することが原因と考えたようです。私も同じことを考えました。

 

そこでタイラズメソッド的に、代謝経路図を駆使して、原因の推測をしてみました。

 

夕暮れ後にドーパミンが減少する原因は何でしょうか?ヒントは、代謝経路図No.12「ドーパミン代謝経路図」でドーパミンを調べると分かります。

 

もう一つのヒントは、コレステロールから合成されてドーパミン分泌を促進するニューロステロイドの存在です。

 

さーわかるかな?代謝経路図No.12をじっと見て下さい。

 

 

 

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