タイラ栄養大学、配信動画No.3・・・炎症対策

2021年07月25日AGE ,動画配信 ,炎症

ハートフルクリニックの平良です(^_-)-☆

 

栄養療法で考慮する必要がある3本柱として、解毒、抗炎症・抗糖化、エネルギー産生があります。

 

今回は、抗炎症について記事にします。

 

炎症は、白血球細胞が組織や臓器を破壊して機能障害をもたらす現象です。

 

炎症によって、痛み、腫れ、熱感などの症状がでます。組織や臓器の機能は低下し、その後発病します。

 

そのため体内の炎症は、できるだけ防ぐ必要があります。

 

炎症は、体内酸化をもたらし、老化の要因にもなります。

 

タバコ、アルコール、化学薬品、精製糖質やベーコン、揚げ物などの高AGE食品、高脂肪食は、炎症をもたらします。

 

体内で炎症が起こると、亜鉛が消費され、その影響で甲状腺機能が低下します。甲状腺機能の低下は、さらなる炎症をもたらします。炎症でセロトニン合成量が低下するのでうつうつとした感情になります。さらにメラトニン合成が低下するので、不眠となります。

 

体内炎症では、代謝が停滞するので、肥満に陥る他、免疫異常も起こります。

 

炎症を抑制するには、亜鉛やマグネシウムを含むナッツ類の摂取、カレーやトマトソースのような抗炎症作用のある食品、玉ねぎ、ニンニク、生姜、緑茶、クミン、シナモンなどもいいです。

 

低温調理をして、揚げ物を少なくすること、精製糖質の白砂糖の使用も控えることです。

 

肉野菜炒め、野菜スープもお勧めです。

 

ビタミンB群やビタミンD、ビタミンCの摂取もいいと思います。

 

炎症をできるだけ抑えて、若返りをはかりましょう。

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