ハートフルクリニックの平良です(^_-)-☆
アンチエイジングヘルシー料理研究家としての活動をしています私、平良ですが、単なる料理研究家と異なります。
それは、オイシーよりもヘルシーを重視した料理、調理法を教えている、しかも本来の専門である栄養療法の医師としての知識を活用している、ということです。
通常の料理研究家あるいは、調理人はオイシーを追求しがちであるように感じています。テレビを見ても、ネットの料理動画でもそうです。
危ないなー、あるいは不健康な調理法だな~と思われるシーンが何度もあります。それもそのはず、アンチエイジングや栄養療法の知識がないからです。
今回お伝えするのは、鶏肉の扱い方です。
簡単です。鶏肉を扱う場合、それは最後にするか、まな板、包丁を変えて慎重にするか、です。一番のお勧めは、生ものメニューを調理してから、鶏肉を扱うようにして下さい。
たったこれだけの実践方法ですが、とても重要です。
鶏卵を含み鶏関連の代表的な感染症は、サルモネラとキャンピロバクターです。その他にもたくさんあります。
いずれも怖いのですが、特にキャンピロバクターは、ギランバレー症候群という神経麻痺を伴う、人によっては全治1年の重傷化する疾患を引き起こします。
胃酸分泌が少ない、亜鉛が不足している、ビタミンD3不足など、感染に弱い栄養状態、あるいは体質がある、または低年齢、高年齢などでは気をつけるべきものですが、調理方法をしっかりすることで予防できます。
鶏肉取扱の原則は、肉を水洗いしないということです。飛び散った水しぶきに含まれる菌が周囲におかれている、包丁やまな板、お玉、皿などを汚染します。
刺身やサラダは調理の最初で実施して、加熱が必要なものは最後に調理する習慣をつけることです。
だれでも知っていることとは思いますが、記事にしました(^_-)-☆