代謝経路図の見方、主経路、中心物質、コントローラー。

2019年11月6日タイラズメソッド ,代謝経路図

ハートフルクリニックの平良です(^_-)-☆

 

私の提唱するタイラズメソッドは、代謝経路図やサプリメント療法レシピファイルなどを用いて根本的な病因を探り、さらにそれらを用いて治療を行おうとするものです。

 

今回はその中でも代謝経路図のタイラズメソッド的見方、考え方をお伝えします。

 

代謝経路図は、川の流れのように、自然的な、ただの体内物質の変化の流れを見ているのではなく、見方を変えると線路図とした法が治療に活かせるものとなります。

 

川と線路で大きく異なるのは、線路では進行方法をコントロールしていることです。

 

代謝の流れが悪い報告にいくことで病気が発生している場合、その流れを変えることが治療になります。

 

そのコントローラーとなるものを知り、採血でコントローラーの過不足を把握して、サプリメントなどで投与して、オプテイマルレンジ(適値)にすることが治療になります。

 

代謝経路図には、主経路とそれ以外の経路があります。

 

通常、健常人では主経路に流れている代謝が、病気を患っている方は、主経路とは異なるところに流れています。

 

それを主経路に戻すことが治療になります。

 

さらに代謝経路図では代謝の中心となる物質があります。

 

コレステロール合成ではアセチルCoAが、メチレーションではホモシステインが代謝の交差点に当たる物質です。

 

まとめると、代謝経路図を診る場合、①主経路はどこかを把握する、②代謝の中心となる物質を把握する、③コントローラーを把握する、この3つが大切になります。

 

タイラズメソッドでは32枚の代謝経路図を根本的な病因把握に、さらに根本療法を行うためのツールとして活用しています。

 

次の記事では、そのコントローラーが何かをリノール酸代謝を例にして語りたいと思います。

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