ジャンクフードで失明の要因・・・平良の見解

2019年09月17日ビタミンB12 ,炎症 ,脂肪酸

ハートフルクリニックの平良です(^_-)-☆

 

今回は、デジタルニュースから記事を起こします。

 

デジタルニュースで見ましたが、ジャンクフードを10年食べ続けて失明した!という記事を見ました。

 

記事の内容は、19歳の男性がジャンクフードを食べ続けて、失明したというものです。同時に、難聴も発生しているとのことです。

明らかにミトコンドリアの機能異常を示しています。

 

これは何が要因でしょうか?

 

記事には、ビタミン欠乏、特にビタミンB12、銅、セレン、ビタミンDが要因としています。

 

ところが、その他の要因として、トランス脂肪酸がありますが、パルミチン酸もその要因として重要だと考えています。

 

トランス脂肪酸は、細胞膜の異常を来すことで、ミトコンドリアの機能を低下させます。細胞膜の異常は、膜機能の機能異常により、ATP産生量を減少させることになります。ATPは解毒に必要なので、ジャンクフードは、解毒低下になります。

 

パルミチン酸は、ジャンクフードを作る際に調理油であるパーム油、ショートニング、バターなどに含まれます。

 

実はこのパルミチン酸は、以外と悪さをします。

 

網膜のRAGE(AGEのレセプター)を増やし、網膜障害をもたらすことが知られています。高脂肪食によりパルミチン酸が体内に入ります。

 

肥満で脂肪酸からパルミチン酸が放出されることも知られています。

細胞の小胞体ストレスをもたらすことも知られており、体によくない脂肪酸の1つです。

 

今回の失明の要因は、ビタミンやミネラルの欠乏以外に、トランス脂肪酸、パルミチン酸が要因と思われます。

 

何事もそうですが、おなじものを長年食べると体に不調をもたらします。

 

特にジャンクフードは避けた方がよさそうですね(^^)

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