ハートフルクリニックの平良です(^_-)-☆
さった、9月16日、17日に福岡において、分野別セミナー実施しました。テーマは16日が「神経伝達物質、脳内環境」、17日が「血液検査の深読み」です。
神経伝達物質と脳内ホルモン、脳内環境について1日目で語りました。
脳内環境で大切なのは、腸内環境です。
腸内環境が脳内環境を作ります。
でも腸で吸収されたものが脳内に入るという単純なものではないのです。
例えばGABAは腸から吸収されにくく、さらに血液脳関門を通りにくいために、ダイレクトに血流に乗って脳内に入るものではありません。
でもGABAの摂取、あるいは腸内環境がいいと、脳内のGABAは増え、GABA受容体までも増えるのです。脳内でGABAが合成されるためには、亜鉛とビタミンB6が必要です。
そう脳内環境は、腸内環境で作り上げられるものです。
そのような話を福岡で展開してきました。
翌日は、腸内環境や脳内環境を読み解くために必要な血液検査の深読みについて語りました。
一般的な血液検査読みは、臓器別の状態を基準値をもとにして把握するものですが、”深読み”ではビタミンやミネラルの過不足、アシドーシス、アルカローシス、炎症、溶血、インスリン抵抗性、デイスバイオーシスなど臓器以外の状態も読み取ります。
今後も機会をみて、この”深読みタイラズメソッド”のセミナーを実施しますので、乞うご期待(^_-)-☆