ハートフルクリニックの平良です(^_-)-☆
9月2日に行われた第1回TAIRA塾「炎症」にて、先生方から質問があり、腸絨毛の萎縮を起こすものは?と聞かれました。
炎症を起こす要因として、腸絨毛萎縮によるバクテリアルトランスロケーションがありますが、腸絨毛萎縮の要因にオルメサルタンがあります。
その他の要因として、絶食、グルテンアレルギー、抗癌剤、腸炎、カビ毒、レクチン、ソラニン、カプサイシン、サポニン、セリアック病、放射線、デイスバイオーシス、SIBOがあります。
腸粘膜に炎症を起こす要因は、絨毛の萎縮につながります。
腸絨毛の萎縮が栄養療法的に重要なのは、バクテリアルトランスロケーションによる炎症以外に、栄養吸収障害になること、それにより各種代謝が停滞することです。
栄養療法の妨げになるので、腸絨毛を育てる「腸育」が大切になります。
セミナーでは腸育について語る予定です。