「癌の特性」スライド解説~癌細胞が正常細胞とことなる点~治療に使えます

2018年04月2日お知らせ ,各論セミナー

ハートフルクリニックの平良です(^_-)-☆

 

癌細胞が正常細胞と異なることは誰もが認識していると思います。

 

さらに癌細胞と癌幹細胞もその特徴が異なります。

癌細胞と癌幹細胞の違いについては、「癌幹細胞の4大柱」でパワーポイントスライドにまとめています。

 

今回は、正常細胞と癌細胞の違いについてまとめた「癌の特性」スライドについて、その概要を語ります。

 

癌の特性50%

文字が小さいので、つぶれていますが、黒い枠が、癌の特性です。

黄色い枠、それを治療するメニューとなります。

癌細胞の細胞膜は、正常細胞と異なり各種レセプターが発現しています。

 

そのレセプターを通して、グルコースなど各種物質が細胞内に入り込みます。

 また、シスチンの取り込みから抗酸化活性を高めて抗癌剤に対する耐性を獲得します。

 

治療では、レセプターを抑制する各種方法があります。

 

また、細胞膜の性質も異なっていますので、それを抑制する特殊なビタミンE(乳癌には使えません)も活用できます。

 

嫌気性回答、TCA回路、電子伝達系においても、正常細胞と異なる動きをしています。

 

ナトリウムを利用して、ロイシンを取り込むメカニズムが稼働しています。

 

また、キヌレニンが癌細胞に対するT細胞系の抑制を掛けています。

 

脂肪酸合成も盛んになっています。そのため癌罹患者あるいは、過去に癌に罹患した方においては、中性脂肪や遊離脂肪酸(FFA)の値を気にする必要があります。

 

遊離脂肪酸(FFA)が高い場合は、フリーラジカルの産生や細胞破壊、血中過酸化脂質増をもたらすので、有害です。

 

癌の特性を知り、治療することは、西洋医学の治療に有用であるだけでなく、各種サプリメント素材が使えるので、このスライドを基に活用して頂けたら幸いです。

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