ミネラルと睡眠

2018年02月19日腸内環境

ハートフルクリニックの平良です(^_-)-☆

今回は、ミネラルと睡眠について語ります。

 

まず有害金属から・・・

 

鉛とアルミニウムはBH4の合成を抑制することが知られています。

さらに酸化ストレスはBH4を枯渇させます。

 

また、BH4の枯渇は、セロトニンとメラトニンの分泌を平坦化することが知られています。

 

そのため、有害金属の内、鉛とアルミニウムの体内蓄積は、意欲と睡眠に影響します。

 

これらを回避するには、胃酸や胆汁の分泌、腸内有機酸を含む腸内環境の改善、必須ミネラルの摂取、ビタミンDの摂取、ビタミンDの共同因子の存在、有害金属の排泄などの条件が必要です。

 

さらに、セレンはプロスタグランンジンD2の合成を介して、睡眠をもたらすのに必要ですし、セレン自体が解毒に必要です。

 

以上をまとめると、昼間の意欲的な活動、夜間の睡眠には、必須ミネラルの摂取と有害金属の排泄、それらを取り巻く環境が必要ということです。

 

なお、ビタミンD接種は、腸内環境の整備、有害金属の排泄をした後にして下さい。

 

その他、メラトニン合成に影響する因子も睡眠に必要です。

LINEで送る

ページトップへ戻る

© 2013 Dr.TAIRA