タイラズメソッド用語解説・・・逆読みとは?

2017年12月21日タイラズメソッド ,用語解説

ハートフルクリニックの平良です(^^♪

あまり知られていない・・・タイラズメソッドにおける”逆読み”・・・について解説したいと思います。

逆読みとは・・・採血データのみから、その人の性別、年齢、体格、性格傾向から、病名、症状、ミトコンドリアや小胞体の状態、ホルモン分泌の状態を読みあてるトレーニング方法です。逆読みで症例検討会をすると、かなり代謝栄養療法に関する理解と病態把握の力が付きます。

タイラズメソッドでは、できるだけ細胞内、分子レベルでの病態読み(これを深読みとしています)ができるようにするために、トレーニング方法、理解を深める方法の一環として、逆読みと称する、データの読み方をしています。

用意するのは、採血検査結果のみ

しかもできたら、すべての値が基準値内のものを用意します。

基準値内の方が、病態を読みやすいからです。

異常値だらけだと、逸脱酵素が多すぎて、何が何だか、より複雑になってしまい、初心者では手に負えない、交通渋滞状態を読み解くことになるからです。

そこで、あえてすべて基準値内から異常を読み解くのです。

さて、通常すべて基準値内だと一般的には、異常ありません、と言われます。

現代医学ではそれが当たり前なのですが、ハートフルクリニックでは、基準値内の各数値の大小あるいは、相対的な比較から、異常値を読み取ります。

そのようなことができるのです。

 逆読みによる医師や歯科医師のメリットとしては・・・

①細胞レベル、分子レベル、細胞内小器官での異常を読みとることで、病態を改善する治療、すなわち根本療法ができるようになります。

②その結果、根治が可能となります。

③検査結果で異常がなくて、症状がある、いわゆる”未病”の患者が、救われるようになります。

④誰にも分らなかった、病態が見える、ようになります。

タイラズメソッドセミナーでは、この逆読みをセミナーで実践しています。

ホワイトボードを用いて、1枚の検査結果から、じっくりと病態を読み解く、この逆読みは、多くの先生方の、日常の臨床に活用されて、多くの患者さんが、その恩恵を受けています。

逆読みの病態読みでは、基準値内の値から症状や病名を読み取るという、不思議な診断となりますが、そこで重要なのは、亜鉛とビタミンB6の欠乏の有無となります。

その重要性は、アメリカの統合医療医師も、そのことについて、言及しています。

タイラズメソッドの逆読みは、亜鉛とビタミンB6の欠乏あるいは不足から、病態の深読みが始まります。

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