ハートフルクリニックの平良です(^_-)-☆
今回は、これまで出したクイズでもっとも難解なクイズになると思います。
タイラズメソッドでは、日常臨床で身近な生データからどれだけの類推ができるかが重要であり、そのトレーニングをセミナーでお伝えしています。
尿有機酸検査や毛髪検査などをして、病態を把握することも重要ですが、身近なデータで病態を類推することができることで、より詳細で高額な検査を実施した際に、より深い病態把握ができる・・・ことをモットーにしているのがタイラズメソッドです。
昨日、MNST会議(これにつては別に記事にします)にて、臨床症状のみから血液検査を見る前にALPの値を268と推測し、実際は269だったという、紙一重の予測結果を出しています。
これは何も難しいことではありません。
初めてタイラズメソッドに触れた方には、びっくりの現象ですが、タイラズメソッドの理論背景を知る方からすると、なるほどと思えるロジックが展開されているので、それほど驚きはしないものとなります。
なぜ今このことを語ったかというと、単に臨床症状だけで、ALP値が1異なるだけの精度で言い当てることができるのですよ・・・というアナウンスです。
なので、血圧データだけで、メチレーションを類推することは、意外とできます。
でも、国内でも国外でもそれをしている人はいないと思います。
さて、本論に戻ります。
今回のお題は、123/56の血圧の場合、何が考えられるか・・・です。
知っている人は知っていると思いますが、この血圧は明らかに異常です。
さらにヒントを加えます。
多発するラクーナ脳梗塞があります。
この事実から、類推できるこの方の状態は把握できるかな・・・?
ドクターZになったつもりで回答下さい。
平良は、これからドクターZ、いい響きですね、使わせていただきます。
ちなみにドラマではドクターYがいます。なので・・・”Z”です。
さらにちなみに、この血圧値、多発するラクーナ脳梗塞から、心電図の低電位の存在を言い当てました。
おどろくことなかれ・・・これがタイラズメソッドなのです。
ぜひ検討して下さい。
正解を得たい方は、5月4日・5日、10月7日・8日の総論、各論セミナーで・・・。
待てない・・・という方は、2月以降に東京、大阪、福岡で企画予定のセミナーに参加されて下さい。まだ、公表していません。
近々、このブログで公表します(^_-)-☆