クイズ・・・血圧123/56で何を疑う?

2017年12月7日クイズ

ハートフルクリニックの平良です(^_-)-☆

今回は、これまで出したクイズでもっとも難解なクイズになると思います。

タイラズメソッドでは、日常臨床で身近な生データからどれだけの類推ができるかが重要であり、そのトレーニングをセミナーでお伝えしています。

尿有機酸検査や毛髪検査などをして、病態を把握することも重要ですが、身近なデータで病態を類推することができることで、より詳細で高額な検査を実施した際に、より深い病態把握ができる・・・ことをモットーにしているのがタイラズメソッドです。

昨日、MNST会議(これにつては別に記事にします)にて、臨床症状のみから血液検査を見る前にALPの値を268と推測し、実際は269だったという、紙一重の予測結果を出しています。

これは何も難しいことではありません。

初めてタイラズメソッドに触れた方には、びっくりの現象ですが、タイラズメソッドの理論背景を知る方からすると、なるほどと思えるロジックが展開されているので、それほど驚きはしないものとなります。

なぜ今このことを語ったかというと、単に臨床症状だけで、ALP値が1異なるだけの精度で言い当てることができるのですよ・・・というアナウンスです。

なので、血圧データだけで、メチレーションを類推することは、意外とできます。

でも、国内でも国外でもそれをしている人はいないと思います。

さて、本論に戻ります。

今回のお題は、123/56の血圧の場合、何が考えられるか・・・です。

知っている人は知っていると思いますが、この血圧は明らかに異常です。

さらにヒントを加えます。

多発するラクーナ脳梗塞があります。

この事実から、類推できるこの方の状態は把握できるかな・・・?

ドクターZになったつもりで回答下さい。

平良は、これからドクターZ、いい響きですね、使わせていただきます。

ちなみにドラマではドクターYがいます。なので・・・”Z”です。

さらにちなみに、この血圧値、多発するラクーナ脳梗塞から、心電図の低電位の存在を言い当てました。

おどろくことなかれ・・・これがタイラズメソッドなのです。

ぜひ検討して下さい。

正解を得たい方は、5月4日・5日、10月7日・8日の総論、各論セミナーで・・・。

待てない・・・という方は、2月以降に東京、大阪、福岡で企画予定のセミナーに参加されて下さい。まだ、公表していません。

近々、このブログで公表します(^_-)-☆

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