塩分を控える、激減塩する場合の味付け法・・・

2017年03月27日タイラズメソッド ,タイラズレシピ ,健康素材 ,栄養素・サプリメント

ハートフルクリニックの平良です(^^)/

いつもは、医師として活動していますが、今回はアンチエイジングヘルシー料理研究家としての、顔をお見せします。

ナトリウムは体に必要なミネラルで、グルタミンやロイシンのトランスポートと連動して、それらのアミノ酸を取り込むことに使われます。

浸透圧の調性など、生体ではなくてはならない存在ですが、高血圧や癌の方は避ける必要があります。

癌の場合・・・なぜなら・・・前述のグルタミンやロイシンが癌細胞増殖に使われるからです(-“-)

なので塩分を控えるようにする一方で・・・では味付けはどうしたらいい・・・とお困りの方に、この記事を活用して頂きたいと思います。

方法は、4つ・・・いずれにしても食材そのものにナトリウムがあるので、完全に回避することはできません。

1、シンバイオサルを使う・・・シンバイオサルという吸収しにくい塩が販売されています。ネットでも購入できますので、それを活用する方法があります。これは多少の塩が入る可能性があります。

2、アルギン酸カリウムを使う・・・増粘剤として添加物で使われるアルギン酸ですが、昆布やワカメのぬるぬる成分です。なので、これを使うと、食材がぬるぬるしてきます。これに、黒酢(塩なし)とフラクトオリゴ糖をまぜて味付けすると、塩なしでも食べられるものになります。甘酢のようになります。カリウムを放出して、ナトリウムを排泄します。カリウムの高い方には、お勧めできません。炒めもの、スープにも使えます。

3、天然だしをつかう・・・水だしの昆布、鰹、あごなどのダシ(塩なし)を用いて、水汁(みずだし)をつくるのですが、これに多めの鰹節を入れて沸騰直前までつけて、その後乾燥シイタケで味付けすると、塩を入れなくてもおいしいだし汁ができます。椎茸も頂けます。おいしいですよ。汁物に使えます。これで菜の花のお浸し・・・おいしいです。フラクトオリゴ糖、黒酢を加えると甘酢でおいしく頂けます。

4、酢(塩なし)を用いる・・・刺し身や餃子は酢でいただくと美味しく頂けます。

以上、タイラズメソッドによる塩を避ける方法です。減塩、激減塩でお困りの方は活用して下さい。

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