ハートフルクリニックの平良です。
山口県は、栄養療法をされる熱心な先生が多く、今回最適化医療研究会という会の会長和﨑先生、副会長の沼田先生方に招かれて、医師、歯科医師、薬剤師、研究者の方々の前で、セミナー&デイスカッションをさせて頂きました。
ありがたいことに、和﨑先生は私が主催している日本臨床自由診療研究会の副会長でして、とても熱心です。
沼田先生は、日本臨床自由診療研究会のセミナーを何度も受けておられる認定医の先生で、とてもお世話になっている方です。
そのようないい環境でセミナーできることは至上の喜びで、前日からはしゃいでいました。
私に求められたお題は、症例検討会です。
今回は、私が提唱する・・・データチャレンジを披露しました。
データチャレンジとは・・・血液データのみから、患者の性別、年齢、体格、精神状態、症状、疾患などを読み取るテクニックで、栄養療法医師としては、基本中の基本となるものです。
それを2例提示しました。
以外と血液データのみから、当たるものですよ。
今回提示した症例は、線維筋痛症と慢性疲労の2例。
セミナーの特徴は、ノーネクタイでアルコール飲みながらの討論形式、さらに3スクリーンを使用・・・最後は盛り上がりまして、議論が活発になりました。
今回初めてセミナーで、SIBOについて解説しました。
おそらく日本初の情報ではないでしょうか?
会場のどの先生もSIBOについては、初めて聞くものだったようで、非常に参考になったという言葉を多く耳にしました。
栄養療法で最も気を付けるべきは、消化吸収です。
SIBOは小腸の異常を呈するものなので、消化吸収に直接関係するものです。
歯科の先生からは、口腔内疾患が腸に与える影響、生化学研究をされている先生からは、マグネシウムの重要性を解説頂きました。
情報が飛び交う非常に楽しい、有意義な会となりました。
セミナー後は当然ながら2次会ビリヤード、3次会ワインバーへと突入、夜も更けてきたところでお開きとなりました。
国内では今各種研究会が立ち上がっています。
10月には、関西の医師、歯科医師の先生方が研究会を発足されて、そこにも招かれてスピーチしてきます。
お題は、尿有機酸検査などを使用した症例を・・・とのことでしたので、少々難しい話になるかもですが、専門家として情報提供してきます(^-^)
和﨑先生、沼田先生、お集まりいただきました先生方、ヘルシーパスの皆様、海風診療所の方々お世話になりました(^-^)
次回もまた山口へいきま~す