タイラ経路図No.7・・・免疫調整療法を解説します。

2015年05月13日お知らせ

ハートフルクリニックの平良です。

 

タイラ経路図No.7の解説です。

No.7は、免疫細胞の分化を見たものです。

ヘルパーT細胞、免疫調整療法

 

ヘルパーT細胞(Th)がどれに分化し誘導されるかで免疫力、健康状態、アレルギー、自己免疫疾患との関連が見えてきます。

 

タイラズメソッドでは根本原因を探るため、この免疫細胞がどこに向いているか・・・はとても重要なものになります。

 

根本療法では、免疫システムの異常の結果起こった疾患について、その根本から対処します。

たとえばアトピー性皮膚炎の場合、まさしく表面的な治療のみならず、体内の免疫破綻をもたらした要因にアプローチして、根本から治療を行います。

 

この代謝経路図で登場する細胞は、Th0(ナイーブT細胞)、Th1、Th2、Th3、Th17、Treg(調節性T細胞、制御性T細胞)です。その他にもT細胞はありますが、省略しています。

 

このいくつもの細胞がうまく連携し、協調をもって、ハーモニーを形成すると、健康でいられるのですが、体内では様々な要因から、免疫バランスが乱れます。

 

ネット上でささやかれている・・・Th1、Th2のバランス、これを是正することは治療に大切ですが、Th3も絡みますので、最初に改善するべきは、Th3→Th2→Th1の順に改善するのがベストです。

 

免疫をいじるには・・・順序が大切になります。それを間違えると改善がもたらされない場合があります。さらにサプリメントの時間治療も考慮すると最適な治療になります。時間で上昇するサイトカインがあるからです。

 

適正化された医療を実践する海図のような役割を果たします。

 

この代謝経路図を読み通ることができると次の疾患に適用できるようになります。

 

【スライドNo.7で対応する疾患】

①     癌

②     アトピー性皮膚炎、リウマチなどの自己免疫疾患

③     自閉症、統合失調症などの精神疾患

④     骨粗鬆症

⑤     動脈瘤

⑥     歯槽骨吸収:インプラントの際に重要です

⑦     COPD:肺の線維化と関連します

⑧     歯周病

⑨     動脈硬化、プラーク破綻

⑩     シワ形成

⑪ 心房細動

 

歯科とも関連するものになります。

認定医の先生方は、スライドNo.7をご用意頂き、ここをクリックされて下さい。

※、掲載には多少時間がかかりますのでご了承下さい。

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