タイラズメソッドで・・・根本療法行うための方法・・・

2014年12月21日お知らせ ,タイラズメソッド

ハートフルクリニックの平良です。

今回の記事は・・・根本療法を行うために、必要な情報を・・・すべてとは言いませんが・・・この記事で語りたいと思います。

まず、根本療法について、定義しないといけません。

病気があると症状が出て、検査に異常が出ます。

症状がないのに検査に異常がある場合、あるいはその逆で症状があるのに検査に異常がない場合を・・・未病と呼んでいますが・・・未病の定義については、私自身あいまいな感があります。

その理由は・・・症状の有無については・・・自覚症状、他覚症状にしろ、症状がある場合はそれを否定することはできません。
症状がない場合・・・本来症状が出る場合においても症状が消されることがあります。
神経に異常があると神経が麻痺して痛みが消える場合です。

糖尿病性神経障害の方の無痛性心筋梗塞がそれです。

症状と検査異常が合致することで病気成立とする・・・考えには、無理があります。

検査で異常をとらえるには、無理と限界があります。

どこまで小さい変化を異常としてとらえるか・・・の異常と正常の設定、線引きが難しいからです。

タイラズメソッドの場合・・・検査における異常のレベルを小さい変化の段階からとらるようにしています。

症状がない段階でも、検査では小さな異常が起きています。それを検査の深読みとして実践しています。

まず、根本療法を行うには、小さな異常を見逃さないことです。

症状についてもより詳細を把握する必要があります。

小さい検査上の変化、詳細な症状群の絡み具合のリンクを見つけることで、より根本的な治療につながります。

根本療法には・・・
症状と検査の両方について深読みが必要です。

それから根本療法が始まります・・・

現状では、遺伝子や原子、分子、ミトコンドリア、小胞体、細胞膜などの細かいレベルで、異常個所を探すことが、根本療法になると考えています。

さらに・・・不足する栄養素の補充、代謝異常の是正、不要な有害物の排除、機能性素材やサプリメントのピンポイント活用、体内インフラの整備(腸と血液)が重要です。

★不足する栄養素の補充
・・・検査の深読みで不足している栄養素を見つけます。
★代謝異常の是正
・・・代謝異常の箇所を見つけ、是正する必要があります。下段のポインポイント活用が必要です。
★不要な有害物の排除
・・・環境ホルモンや有害金属など、科学の発達により不要な有害物が体内に入りこんでいます。それを抜くためにライフスタイルの指導、キレーション療法などが必要です。
★機能性素材のピンポイント活用
・・・ここが重要かつ根本療法を左右する知識になります。
・・・たとえば、Nrf2(ナーフ2)を活性化するとグルタチオン合成が促進され、抗酸化や解毒に使われます。自閉症ではグルタチオンが低下していることも知られているのでNrf2活性化素材が活用できます。
・・・ピンポイントで代謝や転写因子、遺伝子、酵素の活性化、不活性化をする・・・そのためにタイラ経路図が活用できます。逆にそれらを掲載しているのがタイラ経路図であり、タイラズメソッドでもあります。タイラズメソッドの最大の特徴となります。根本療法のためには、ここが重要です。
★体内インフラの整備
・・・腸内環境や血流を改善することも必要です。

以上は、健康になることのために行われるものでもあるのですが、治療で使うと、根本療法として切れ味のいいものになります。

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