ハートフルクリニックの平良です。
さった11月23日(日)と24日(月:祝日)に、それぞれタイラズメソッド各論第20期と、総論17期のセミナーをしました。
なぜ各論が20期と多いのか・・・それは・・・自院パーソナルコースと言って、お呼びがかかった先生方のところに出向いてセミナーをする各論があるからです。
これまで10回、全国各地で各論セミナーさせて頂きました・・・
今回の総論も各論も、再受講の先生方もおられて・・・より進化したタイラズメソッドをご覧頂きました。
どこが進化したか・・・各論でお伝えするスライドが30枚に増えたこと・・・それらが有機的につながって、各種採血データから、代謝の状況が読めること・・・などです。
たとえば・・・尿酸とコレステロールの関係、尿酸と果糖の関係・・・はそれぞれリンクして動く側面があります。
なので、尿酸値とコレステロール値、さらに中性脂肪値と尿酸値を別に見ていると、深い代謝の読みができません。
タイラズメソッドスライドNo.27のATPを中心とした代謝経路図でその関係がわかります。
今回満席にて実施しまして・・・初めて各論と総論を連続で実施しました。
医科と歯科の先生に受講頂きました。
ギャラリーには、受講された先生方のスタッフや関係者も・・・
ブースに来られた企業の皆様も参加されました。
主にサプリメントと統合医療の検査業者の皆様にブースを設置して、サポート頂きました。
連日のセミナーは・・・やはり・・・ハードです。
でも・・・同じく連続で受講された先生方もおられましたので・・・手を抜くことなく実施しました。
今回・・・総論や各論でお伝えした内容・・・
- 病態を診て根本療法をすることの大切さ
- 薬なしでコレステロールを低下させた症例とその方法
- 動脈硬化レベルがサプリメントのみで低下した症例
- 関節リウマチのデータがサプリメントで低下した症例
- 自閉症とアトピーがサプリメントで同時に改善した症例
- 代謝栄養療法におけるセントラルドグマ(中心となる考え方)
- サプリメント外来をする際に必要な、初期採血セット(セットA)
- サプリメント外来で必要な体内代謝を診る特殊採血(体質診断、セットB)
- 代謝経路図で、ミトコンドリア障害と小胞体ストレスを見ぬく方法
- 代謝経路図だからわかる高コレステロールと低コレステロールの病態
- 低コレステロールが精神に与える影響とその理由
- コレステロールが高い場合の障害
- コルチゾールができない以外な背景
- 小胞体ストレスがアドレナルファテイーグを招く理由
- 小胞体ストレスの回避法
- ミトコンドリア機能障害で動物の行動量に影響を与える理由
- SAMeやビタミンC、ビタミンD3、DHEAを飲む正しいタイミング
- 癌に使用できないアミノ酸
- 本来元気になるためのサプリメントが癌細胞に利用されるメカニズム
- 低酸素がもたらす発がん
- 末梢低酸素にインスリン抵抗性が関係する、そのメカニズム
- TCA回路の最初で障害をもたらす有害金属類
- テフロン加工フライパンとTCA回路の関係
- 肺線維化をもたらす代謝経路
- トリプトファンからナイアシン合成を阻害する以外な食材
- その食の害を回避する菌種やサプリメント
- トリプトファンのキヌレニン経路が阻害された際に起こる現象
- 頬と耳が赤い場合に考えること
- メチレーションを阻害するもの、それを回避するもの
- セロトニン合成促進に使われる素材
- セロトニン合成を抑制する添加物
- リノール酸を摂取していい人と良くない人
- リノール酸代謝に与えるインスリンのメカニズム
- カルシウム代謝異常がリノール酸代謝に与える影響
- 歯周病があるとリノール酸代謝が変化するメカニズム
- リノール酸が癌罹患者にいけない理由
- メチレーションにおけるトラップ現象とバイパスの活用法
- CBS酵素を抑制する方法とそのメカニズム
- Th17を抑制する方法
- 関節リウマチにレスベラトロールを使用してMMP3が低下した症例
- 慢性疲労の症例とその解説
- 銅中毒とアルミニウムの関係
- 慢性疲労における小胞体ストレスの関係、その対処法
- TCA回路、電子伝達系におけるバイパスを用いた対処法
- コハク酸が上昇した際の対処法
- 3-メチルグルタル酸が上昇した際の考え方
- 酸化油を摂取するとB2が不足するその理由
- ATP産生促進に使用できる素材
- アドレナルファテイーグで葉酸アンプルを使用すると起こる現象とそのメカニズム
- 銅とカンジダの関係
- アドレナルファテイーグや統合失調症がコーヒーをよく飲む代謝経路図上の理由
- 睡眠相後退症候群に対する対処法
- アドレナルファテイーグにいい、副腎力アップのサプリメントセレクト法
- アドレナルファテイーグにおけるサプリメント投与の順番と考え方
- アドレナルファテイーグにおける治療効率を上げる点滴の順番や方法
- アドレナルファテイーグに使える点滴アンプルと投与タイミング
- G6PDで診れる糖代謝異常と癌の悪性度、その理由
- 嫌気性解糖における側路が重要なこと、その活用法
- 尿酸とコレステロールの以外な接点
- 尿酸とコレステロールでわかるミトコンドリア機能
受講して頂いた先生方、ご協力頂いた企業の皆様、誠にありがとうございました。