ハートフルクリニックの平良です。
タイラ経路図No.2
今回は、タイラ経路図NO.2、コレステロール代謝経路図、について解説します。
コレステロールの上手な活用法がわかります。特に、慢性疲労の治療には・・・この代謝経路図が活用できます。
コレステロールは・・・合成されるまで(タイラ経路図NO.1)と、合成されてから(タイラ経路図NO.2)の2つに分けているほど、代謝経路が長く、さらに非常に多岐にわたり、しかもホルモン合成にも関わることから、体調にも影響します。
今回のタイラ経路図NO.2、コレステロール代謝経路図と関連する疾患群は・・・次の通りです。
① アドレナルファテイーグ
② 日頃の元気さ
③ 慢性疲労
④ 性ホルモン関連癌(乳がん、前立腺がんなど)
⑤ 解毒
⑥ カルシウム代謝
⑦ 免疫異常
⑧ 自己免疫疾患
⑨ 脱毛
⑩ アレルギー
⑪ 農薬による害からのレスキュー
⑫ 脂溶性ビタミンの吸収
⑬ 細胞膜
⑭ 神経の再生
⑮ 皮膚の再生
⑯ アドレナルファテイーグ時のビタミンCの服用時間帯
⑰ DHEA-Sの服用ベストタイミング
コレステロールは、その合成には、ATPやビタミンB3、小胞体が順調に作用することが求められるものです。
ビタミンB3は、トリプトファン代謝からも合成され、炎症や代謝障害により、合成の途中で代謝経路が途絶えることが、尿有機酸検査でも確認できます。
体内代謝でも微量合成されますが、腸内細菌からも供給されます。
B3は重要なビタミンなので、足りない方はサプリメントで補充する必要があります。
小胞体ストレスの状態は、尿有機酸検査でも確認することができるので、血液データでコレステロール値が異常の場合、小胞体ストレスが疑われ、サプリメントによるレスキューが必要になります。
さて、今回は、出来上がったコレステロールがどのように利用されるか、その利用を阻害する物質、そのレスキュー法など、コレステロールの上手な利用法を含めて解説したいと思います。
これから解説する目次は以下になります。
- コレステロールから胆汁まで
- コレステロールからプレグネノロンまで
- コルチゾール
- 男性ホルモン
- 女性ホルモン
代謝経路図が必要なので、認定医の先生は・・・タイラ経路図No.2を用意して下さい。
では・・・認定医の先生方は・・・こちらからどうぞ。