医師向け各論講習会で血液データの読み方スライド提供しています。

2014年10月2日お知らせ

今年の各論講習会で、血液データの読み方のコツを提示したスライドを提供しました。
総論を受けた後だからわかるスライドなので、各論で提示しています。

フローチャートになっていて、まずB6のチェックから入り、その代謝ターゲットとなる中性脂肪や脂質、関連するビタミンB群の充足状況などを見に行きます。

今では脂肪肝は、血液データが基準値内にあるが超音波検査上の脂肪肝を言い当てることができるようになっています。

すなわち、超音波で脂肪肝が見つかるってことはすでに進行している可能性が高いことを意味しています。

脂肪肝は内臓脂肪の一部をなすもので、悪玉サイトカイン、炎症性サイトカインを分泌する場所となりますので、その後の各種代謝異常の発生源になります。

最終的にはインスリン抵抗性→発ガンに至る可能性も秘めています。

なので、早期の脂肪肝発見は超音波より先に血液検査で検出(基準値にあっても)できるものとなります。
この早期脂肪肝の状態では、決してウコンを勧めないことです。

また脂肪肝が代謝異常や疾患治療の足かせになっているのであれば、早期に解決する必要があります。

先ほど、EPA&アスタキサンチンのサプリメントを紹介(推奨)しましたが、そのサプリメントを早期脂肪肝の状態で使用することで、その後の本格的な脂肪肝→肝炎→肝硬変→肝ガンを防ぐことができると考えます。

代謝異常の基準値内読み取りはとても重要にて、ぜひマスターされて下さい。

キービタミンとなるB群の過不足はとても重要です。

不足による脂質代謝、糖質代謝の異常は疾患治療に影響します。

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