フードアレルギーの治療には除去食や腸内環境の改善、善玉菌サプリメントなどが用いられます・・・
それで数か月から1年以上の場合もありますが・・・完全除去により確実に改善がみられます。
でも・・・それらの治療メニューを駆使しても・・・そもそもフードアレルギーになった別の原因についても考える必要があります。
このブログでフライパンの記事を掲載しましたが・・・思わぬところで・・・食や腸の改善以外に・・・食器という観点から治療を考える必要があるのでは・・・と考えています。
金属アレルギーで最も多いとされているニッケルアレルギー・・・
ステンレスフライパンでも種類によっては・・・ニッケルが使われています。
含有している%は8%~16%・・・まるでオリーブ油に含まれるリノール酸の含有量の様・・・
アクセサリーもそうですが・・・フライパンは微量ながらも直接口に入るものとして・・・どのような金属が使用されているかを儒分考慮してセレクトする必要があるのは・・・前回の記事で掲載しました。
ニッケルの害については・・・別の記事で掲載する予定ですが・・・
平良が考えるに・・・ニッケル(アレルギー)の最大の害は・・・免疫異常をきたすTregの抑制ではないでしょうか?
メチレーションを阻害することもニッケルの害の一つで・・・これも重要です・・・なのでメチレーション低下が関連する疾患では、ニッケルは除去するべきものになります。
自閉症児の毛髪検査では、ニッケルが高いケースをよく経験します。
ところで・・・
Tregは制御性T細胞や調節性T細胞などと呼ばれ、免疫全体を調整する働きがある重要な細胞です。
Tregの機能を抑制すると・・・免疫全体のバランスが崩れます。
そのために、Th2やTh17が助長されます。
フードアレルギーそのものを助長している可能性もあります。
なので・・・食や腸内環境に対するアドバイスとともに・・・金属食器に対する知識の深さも求められるのでは・・・と考えます。
身近なものでは硬貨やアクセサリーでも使われているニッケル・・・
いずれ統合医療的治療が進めば・・・疾患との関連性がクローズアップされてくることは間違いないと思います。
ニッケルは・・・チョコやココアに多いのですが、統合失調症や自閉症の方はチョコが好き・・・というのは偶然なのでしょうか?平良的には関連していると思います。
フードアレルギーの背景に、ニッケルアレルギーあり・・・あるいはその逆も・・・などを考慮しながら・・・最新のバイオロジカル療法を展開することが求められることになると思います。(タイラズメソッドとしては・・・)