ハートフルクリニックにおけるアドレナルファテイーグ完治例

2014年06月27日お知らせ

ハートフルクリニックの平良です。

今回は、アドレナルファテイーグの完治例を紹介し、なぜそのようにできたのかを考察したいと思います。
アドレナルファテイーグ(副腎疲労症候群)は特に午前中に体のだるさを訴え、起きれないために、不登校や引きこもりになる状態です。

初診時、起きれるのはようやく11時・・・学校にも行けない…、起きてもだるい、慢性疲労状態でした。

現在・・・朝5時に起床、部活を複数、バイトもしている・・・アクテイブな別人になっています。

結論から言うと・・・
1、 食生活とライフライフスタイルを改善
2、 腸内環境を改善
3、 サプリメント
4、 点滴
5、 本人の努力

以上が完治に至った要因と思います。

それぞれについて解説します。

1、 食生活とライフスタイル
体によさそうな食事をとり、スナック菓子などの悪いものを避ける
午前中は寝てもいいから、電気をつけて明るい部屋にしておくこと。
セロトニンの合成も低下していると思われたため。
2、 腸内環境を改善
私の印象では、複数の菌サプリメントが必要です。
ラムノーサスやロンガムなどの腸粘膜修復系とアシドフィルス、サッカロミセスブラウデイなどの除菌系の混ざった複数菌サプリメントが有用な感じです。
それにビオチンや食物繊維を使用して腸のお掃除です。
さらにフードアレルギー検査をして腸を荒らす食品を除去すること・・・とても大切です。
3、 サプリメント
アドレナルファテイーグ専用のハーブ系のサプリメントを複数使用、ビタミンやミネラルも徐々に増やすように計画しました。
大量のビタミンを最初から投与するとリバウンドが起きることがあるので要注意です。
4、 点滴
ビタミンやミネラルの点滴を少量から開始して、漸増することです。
コルチゾールを高める成分も入れ込みます。
5、 本人の努力
最も大事です。通院して頂くこと。
治したい気持ちです。

以上が完治例における成功要因と思われますが、フードアレルギーに基づいた除去食、セレクトしたサプリメントの組み合わせがよかったことと点滴の継続が奏功に導いたのでは・・・と考えています。

点滴の間隔は徐々に開いて、現在に至っています。

ぜひアドレナルファテイーグでお悩みの方、完治例があることを希望として治療に専念されて下さい。

※ハートフルクリニックでは個別化医療を実践しているので、各種特殊検査をさせて頂き、一人一人にその人にしかない治療メニューを組んで実施しています。

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