ヒポクラテスの現代にも通じる格言②

2022年07月13日タイラズメソッド ,栄養療法 ,給食 ,酸素

ハートフルクリニックの平良です(^_-)-☆

 

ヒポクラテスの格言第二弾です。

 

それではごらんあれ。

【ヒポクラテスの格言】No.9~No.17

 

No.9「病気は食事療法(栄養療法)と運動によって治療できる」・・・とまでは言わないまでも西洋医学の治療を統合すると治療効率が上がるのは事実です。食事療法(栄養療法)や運動は現代医学でも必要とされています。

No.10「食べ物で治せない病気は、医者でも治せない」・・・ん~言い過ぎの感もありますが、治療へのアプローチが少ない紀元前の言葉なので理解できます。西洋医学だけでもだめで、食べ物だけでもだめで、その双方が統合されることが重要です。

No.11「人間は誰でも体の中に名医を持っている」・・・すなわち自然治癒力があることを語っています。自然治癒力を引き出すには解毒が必要です。解毒は化学物質が量産される現代にはより必要になっています。

No.12「賢者は健康が最大の喜びと考えるべきだ」・・・健康でないと喜びを感じ得ないのも事実です。賢者は健康に常に気を遣っているのも事実です。

No.13「病人の概念は存在しても、病気の概念は存在しない」・・・病人を診るべきで、病気を診るべきではない~という意味と考えます。中国ことわざの下医者は病を診て(癒やす)、中医は病人を診て(癒やす)、上医は国を診る(癒やす)に似ています。

No.14「健全なる体を心がける者は完全なる排泄を心がけるべき」・・・まさに解毒が重要だということです。お通じが悪い人は改善するべきです。

No.15「食べ物について知らない人が、どうして人の病気について理解できるか」・・・病気を治療する医師は食について理解するべきという痛いお言葉です。

No.16「病人に食べさせると、病気を養う事になる。食事を絶てば、病気は早く治る」・・・断食の必要性を示す言葉ですが、一理あるものの、タイラズメソッドとしてはちょっと違うと思います。専門家が食の選択をして病人に食してもらうことが必要です。つまりタイラズメソッドでは「病人は食べるべきものとそうでないものがある」、とうことです。

No.17「病気は、人間がみずからの力をもって自然に治すも、医者はこれを手助けするもの」・・・自然治癒力をもって治療するべきとするものであり、そのためには解毒が必要です。タイラズメソッドでは、体に入る選択された食の提供と体に入った有害物を抜く解毒の、プラスマイナスの治療が治療の両輪になります。

 

以上ヒポクラテスの格言第二弾ですが、いかがですか?

栄養療法の本質に触れるような数々の言葉・・・これで食や解毒の重要性を理解できる一助になれば幸いです。

 

表面的な解説で終わりましたが、今後復活するタイラズメソッドセミナーでは、ヒポクラテスの格言を基礎とした、より現代版に進化した栄養療法をお伝えします。

乞うご期待。

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