新型コロナウイルスの重症化対策・・・その①

2020年04月24日ビタミンD ,新型コロナウイルス

ハートフルクリニックの平良です(^_-)-☆

 

新型コロナウイルスは、全身の炎症、特に血管に炎症をもたらします。

 

この病態は、マイコプラズマ感染症を起こした後に、全身の血管炎を主体とする川崎病を発症する経過と似ています。

 

全身炎症は、主にIL-6やTNF-αというサイトカインで起こります。

 

ここではTNF-αについて語ります。

 

TNF-αを抑制することは、新型コロナウイルスの重症化を軽減することにつながり、TNF-αを抑制するのが、活性化されたビタミンⅮ3です。活性化されたビタミンD3は、肝臓や腎臓を経て体内で合成されるので、肝臓や腎臓などの内臓機能が維持されている必要があります。

 

さらにそのビタミンⅮ3を活性化する共同因子と言われる物質が、亜鉛、マグネシウム、ビタミンKです。

 

この3つの素材を含むのが、納豆です。

 

特にひきわり納豆は、粒納豆より、ビタミンKを1.5倍も含むので、お勧めです。

 

この時期だれが、どのような経路で新型コロナウイルスに罹患するかわからないので、日ごろからひきわり納豆を食べて、重症化対策をしておくのも有効です。

 

ビタミンDも一緒に摂取して下さい。

お勧め食材は舞茸です。ひきわり納豆と一緒にみそ汁に入れると、ベストですね。

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