ハートフルクリニックの平良です(^_-)-☆
今日は炎症で起こる現象について語ります。
炎症があると、アルコールがそうであるようにβ酸化が抑制され、中性脂肪の代謝が停滞します。そのため中性脂肪が高くなります。その結果肥満に(^^;)
また、炎症によりBH4の合成量が低下すると、拡張期血圧から上昇して、最終的には炎症性サイトカインの影響で血圧が上昇します。
さらには、炎症による異化の作用により抗凝固因子である蛋白質が分解され、血液凝固が促進され、血液は固まりやすくなる。
以上の結果から動脈硬化、それによる脳出血や脳梗塞、心筋梗塞のリスクが高まる。
炎症は他にもビタミンB6の不足をもたらし、様々な健康的な不利益をもたらします。B6は皮膚のセラミド合成、髪のケラチン合成、ビタミンB12吸収に必要な内因子の合成に必要なので、それらに影響します。
炎症は避けるべきですが、慢性炎症をもたらす比較的多い要因として、亜鉛不足があります。その背景にデイスバイオーシスがありますので、腸内環境を整えて下さい。