5月4日、タイラズメソッド総論セミナー終了

2019年05月10日お知らせ ,代謝経路図 ,総論セミナー

ハートフルクリニックの平良です(^_^)/

 

さった5月4日(土)、ハートフルクリニック2階の自由診療外来フロアで、4人の先生方にお集まり頂き、タイラズメソッド総論セミナーを行いました。

 

10:00開始、17:00終了で、ワンデイセミナーです。

 

今回のセミナーテーマは、「有害物・解毒」。

 

総論なので、栄養療法で必要な、7つの代謝経路図の解説と、解毒との関係を解説しました。サプリメント療法と点滴療法を用いた栄養療法について語った1日でした。

 

解説した内容について、記述します。

受講された先生は、確認のために、活用して下さい。

 

  1. ①代謝経路図No.1「コレステロール合成」・・・カルシウム代謝異常と脂肪酸合成酵素の関係、脂肪酸による脂肪毒性、イソプレノイドの作用、イリドイドの作用。
  2. ②代謝経路図No.2「コレステロールの利用」・・・コレステロール利用を阻害するグリホサート、StARを活性化・抑制するもの、自閉症で白質増大が起こる理由、鉛によるコレステロール利用障害、タウリンがコレステロール利用に与える影響。
  3. ③代謝経路図No.3「ミトコンドリア」・・・Lカルニチンの合成がニッケルにより抑制される理由、アコニターゼを抑制するもの、プラスチックコップでコーヒーを飲むとミトコンドリアが抑制される、除草剤でミトコンドリアが抑制される、真菌がミトコンドリアに与える影響。
  4. ④代謝経路図No.4「トリプトファン代謝」・・・キノリン酸の有害性、キノリン酸が合成される理由、エリスロポエチン産生とキノリン酸の関係、ラップにも含まれるフタル酸がキノリン酸を増やす理由、ロイシンがキノリン酸を増やす理由、キノリン酸とGABAの関係、メラトニン合成を促進するもの・抑制するもの。
  5. ⑤代謝経路図No.5「リノール酸代謝」・・・プロスタグランジンE2の合成が高まる体内要因、アラキドン酸が増える要因、リポポリサッカライドとプロスタグランジンE2の関係、うつとエタノールアミンリン酸の関係、エポキシエイコサトリエン酸、エポキシドドコサペンタエン酸、リノール酸が炎症を起こす理由、リノール酸にEPAが加わると炎症が除去される理由。
  6. ⑥代謝経路図No.6「メチレーション」・・・フォリックアシッドの有害性、PTEN(癌抑制遺伝子)とフォリックアシッドの関係、フォリックアシッドとPI3K経路の関係、有害金属とメチレーションの関係、アンモニア、硫化水素の功罪、アセトアミノフェンの有害性、アセトアミノフェンとグルタチオンの関係、亜硫酸の代謝、サラダバー症候群、グリホサートがATP産生量を減らす理由、グリホサートが腸内環境を乱す理由。
  7. ⑦代謝経路図No.7「免疫細胞の分化」・・・Th1活性化因子、Tregを活性化するもの、多発性硬化症の治療。

 

代謝経路図の解説は以上ですが、前半では、血液検査の深い読み方(深読み)、最後にそれら知識を活用してデータのみから病態を読み取るタイラズメソッドの神髄である「逆読み」を披露しました。

シンプルであればあるほど病態読み(逆読み、深読み)は簡単になります。
全て基準値内にある血液データからうつと線維筋痛症を読み取りました。
一般的な栄養療法と異なるタイラズメソッドを学びたい方は、10月にも総論、各論がありますので、以下を確認して下さい。

【総論講習会詳細・お申し込み】・・・各論はこちらから。

第27期:10月13日(日)10時~17時、ご案内はこちらから、申込はこちらから。

 

【各論講習会、ご案内、申込】・・・総論はこちらから。

第32期、10月14日(月)、ご案内はこちらから、申込はこちらから。

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