タイラ経路図No.28「嫌気性解糖」の解説

2018年04月19日ATP ,代謝経路図

ハートフルクリニックの平良です。

 

今回は、タイラ経路図No.28「嫌気性解糖」の解説をします。

 

嫌気性解糖は、病態とどのような関係にあるのでしょうか?

 

最も関係があるのは、“癌”です。

 

ご存じの通り癌では、嫌気性解糖が促進されています。

背景にはインスリンが作用しています。

 

さらにペントースリン酸回路では、グルタチオン合成に必要なNADPHが合成されます。

 

その際に必要なG6PDもここで活躍します。

 

このG6PD、活躍しすぎると癌の抗癌剤に対する治療抵抗性が高まります。

 

G6PD採血で診るのは、ビタミンC点滴ができるかどうかだけではなく、抗癌剤耐性もあるのです。ノーマルハイは、まずいのです。

 

ではタイラ経路図をお持ちの先生方は、No.28「嫌気性解糖」をご用意の上、こちらから、詳細をご覧下さい。

掲載には、時間がかかりますことをご了承下さい。

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