ハートフルクリニックの平良です。
今回は、タイラ経路図No.28「嫌気性解糖」の解説をします。
嫌気性解糖は、病態とどのような関係にあるのでしょうか?
最も関係があるのは、“癌”です。
ご存じの通り癌では、嫌気性解糖が促進されています。
背景にはインスリンが作用しています。
さらにペントースリン酸回路では、グルタチオン合成に必要なNADPHが合成されます。
その際に必要なG6PDもここで活躍します。
このG6PD、活躍しすぎると癌の抗癌剤に対する治療抵抗性が高まります。
G6PD採血で診るのは、ビタミンC点滴ができるかどうかだけではなく、抗癌剤耐性もあるのです。ノーマルハイは、まずいのです。
ではタイラ経路図をお持ちの先生方は、No.28「嫌気性解糖」をご用意の上、こちらから、詳細をご覧下さい。
掲載には、時間がかかりますことをご了承下さい。