末梢低酸素をもたらすもの

2018年02月15日ATP

ハートフルクリニックの平良です(^_-)-☆

 

末梢低酸素は、低酸素誘導因子を介して、発癌に向けてシステムが発動されます。

いわば発癌システムのカウントダウンの始まりと言っても過言ではないと思います。

 

様々な要因が末梢低酸素をもたらします。

 

末梢低酸素の発生要因を避けることは、日ごろの健康を維持するのに必要と思われます。   それでは、末梢低酸素の要因を考えてみましょう。

 

  1. 尿酸を合成する際に酸素とリンが使われます。高尿酸ではリンが低くなり、2,3DPG合成量の低下から、末梢低酸素となりえます。尿酸合成を促進する状態、薬剤があると低リンから、末梢低酸素になる可能性があります。
  2. サプリメント療法レシピファイルをお持ちの先生は、尿酸を参照して下さい。
  3. リンの低下で2,3DPG合成が低下し、ヘモグロビンが酸素を放出しにくくなります。
  4. カドミウムは腎臓からリンを排泄し、低リンになります。
  5. インスリンが作用しても細胞内にリンが取り込まれ、血中のリンが低くなります。
  6. 毛細血管を通過する際の赤血球の性状、赤血球変形能も末梢に酸素を送るために必要です。赤血球変形能が低下することが、末梢低酸素の要因となります。赤血球変形能を維持するのに必要なものについてはクイズにしています。ここをクリックして下さい。

 

2,3DPGについて

2,3DPGを上げるものとして、霊芝、CPL(環状重合乳酸)、オゾン療法があります。

逆に2,3DPGを下げるものは、インスリン、低リン、カドミウムがあります。

 

サプリメント療法レシピファイルをお持ちの先生は、2,3DPGも参照して下さい。

 

末梢低酸素については、癌やその他臓器障害の改善、健康維持に必要です。

 

でも、酸素がふんだんにある状態では、より多くの活性酸素が産生されるので、抗酸化対策、特にSOD酵素が上がる体内環境を作ることも重要です。

 

そのために、サプリメント、水素水、クルクミン、食物繊維などを日ごろから活用して下さい。

 

末梢低酸素の回避、抗酸化については、一般向け講演会あるいは医師・歯科医師向けセミナーで語る予定です。平良のセミナー情報(一般向け医師歯科医師向け)をご覧下さい。一般向けセミナーは現在企画中です。少々お待ち下さい。

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