ハートフルクリニックの平良ですm(_ _)m
今回は、うつや線維筋痛症に使用される５－ＨＴＰに関する注意報です。
５－ＨＴＰはトリプトファンから合成され、その後セロトニン、メラトニンになる物質であり、うつや線維筋痛症の治療にも用いられるものです。
爽快感などが現れるのは、セロトニンの合成によるものですが、５－ＨＴＰ摂取後は比較的早く改善がもたらされることから、セロトニン合成は比較的早い段階でなされていると考えられます。
５－ＨＴＰを摂取後にカフェイン入りコーヒーを摂取すると、カフェインの影響で過剰にセロトニンが合成される影響だと思いますが、嘔吐などの副作用が出現するケースがあります。
カフェインのセロトニン合成促進作用がセロトニンの原料である５－ＨＴＰの同時摂取でもたらされるものと思います。
なので、くれぐれも５－ＨＴＰはカフェインと一緒に摂取しないで下さい。
カフェインは、コーヒー、紅茶、お茶、コーラにも含まれますので、要注意です。
