コレステロールの代謝と疾患の関連性・・・タイラ経路図No.1&2

2015年02月10日お知らせ

ハートフルクリニックの平良です。

毎日代謝経路図のことが気になる平良です。

最近パーキンソン病の方の外来が増えています。

新聞にグルタチオン点滴が掲載されてから増えたのだと思いますが、コレステロールの代謝とパーキンソン病も関連するので・・・ここで他のサイトにはない重要な情報を掲載したいと思います。
もちろんパーキンソン病以外の疾患とも関連しますので・・・ぜひ参考にされて下さい。

まずコレステロールの代謝は大きく2つに分けて考えて下さい。

Ⅰ、合成前として・・・タイラ経路図NO.1のように・・・脂質、糖質、蛋白質などからHMG-CoAを経て、コレステロールが合成されるまで・・・と

Ⅱ、合成後として・・・タイラ経路図No.2のように・・・コレステロールが合成されてから利用されるまで・・・です。

合成前と合成後を合わせてもかなり長い道のりです。
そこを代謝経路図でしっかり理解する必要があるのです。

まず合成前・・・
大切なのは、コレステロールがキチンと合成されること・・・そのためにはしっかり食事を摂ること、ただし糖質や脂質が過多にならないように、蛋白質もしっかりとること・・・ミトコンドリアの機能が正常であること、小胞体ストレスがないこと・・・などの条件があり、初めてコレステロール合成しっかりできます。

コレステロールが合成されるまでに、必要な栄養素は、ATP、ビタミンB3が少なくとも必要です。
でも・・・B3は・・・鉄やB6、ビオチン不足や炎症があると合成が抑制されます。
そのため、このような場合・・・コレステロールが低値となります。

HMG-CoAからコレステロールができるまでには、HMG-CoAレダクターゼとスクワレン合成酵素が重要になります。途中の酵素で、ファルネシルピロリン酸合成酵素というのがありますが、これは骨粗しょう症の薬でビスフォスフォネートにより抑制されます・・・と言うことは・・・コレステロール合成も低下しますし・・・同時に骨形成に関わるゲラニルゲラニルピロリン酸の合成も抑制されるので・・・歯科領域においては顎骨の壊死の副作用をもたらす可能性があるので注意が必要になります。

話を戻して・・・HMG-CoAレダクターゼとスクワレン合成酵素・・・2つとも抑制するもの、活性化するものそれぞれ使える素材があります。

代謝のコントロールがある程度できるということです。

次に・・・合成後ですが・・・これも重要です。
さらに合成後も長い道のりです。

コレステロールは、細胞膜(細胞膜、ミトコンドリア膜、小胞体膜、シナプス膜など)、ビタミンD、神経鞘、ホルモン、胆汁に合成されます。ほとんどが胆汁に合成される中・・・神経や筋肉、精神活動に必要な部分にも供給されるため、とて大忙しなのです。

シナプスでのコレステロールが少ないと・・・精神に影響します。
SREBP2がその役割を担っており、これも活性化する素材が存在して、治療に使えます。

さらに精神や身体活動に必要です。脳に存在するコレステロールの95%は脳自体で合成しています。さらに全身のコレステロールの25%は脳に存在することが知られており、コレステロールの低値が何をもたらすか想像できるでしょう。

合成後のコレステロールの経路でとても重要なのは、コレステロールからホルモンが合成されること・・・そのファーストステップは、ミトコンドリアに入ることです。

コレステロールがミトコンドリアに達したらそこには・・・守礼の門のような・・・入り口があります。
その入り口からミトコンドリアに入るのおですが、人によってはそこが閉じていいる人がいまして・・・それによりホルモン(男性ホルモン、女性ホルモン、コルチゾールなど)の合成ができず、活動性がなくなり、意欲が低下して、朝起きれない、更年期障害などの症状が出ます。

この入り口・・・農薬で抑制されることが知られていまして、ハートフルクリニックでも治療例がありますが、入り口を活性化する素材があります。それらを治療に使えるのです。

入り口通過後・・・今度は小胞体に渡されて・・・各種ホルモン合成へとわたります。
なので、小胞体ストレスがあると・・・とても厄介です。

小胞体ストレス軽減する素材もあり、このような場合はそれを使用します。

これまでおおざっぱに述べましたが、長い長いコレステロールの旅路は、一筋縄では行きません。

でも、治療ですることは一つ・・・コレステロールの合成とその利用をスムーズにして、途中で挫折して、悪い者たちに酸化されることのないように抗酸化保護して上げることです。

生体で合成した重要な物質を効率よく利用させることこそ、アンチエイジングの一歩になるのです。

代謝経路図は平面でも横縦とつながり立体図形を呈しています。

それを巧みに操り、治療していくのが、代謝栄養療法医です。

2月は、21日、22日、28日、3月は3月1日、22日、いずれも都内でスピーチします。多くの医師や歯科医師の先生方に代謝栄養療法医になって頂くよう頑張ります。
でも・・・一般の方、看護師、栄養士、管理栄養士、整体師、理学療法士などの医療や健康に関心がある方、資格がある方にも・・・情報提供は怠りません。

平良の医師・歯科医師・一般・資格者向けセミナースケジュールは下記からご覧下さい。興味があればですが・・・ともにまなびましょ~

http://www.hakujyukai.com/spa/nenkan1.htm

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