ATPと環境ホルモンの関係・・・その対策、0、+、-・・・

2015年02月1日ATP ,メチレーション

ハートフルクリニックの平良です。

有害物に対する対策は、0、+、-の3つが必要です。

【有害物に対する3大対策】
1、0とは、有害物を入れないこと。
2、+とは、解毒のために必要なものを摂取すること
3、-とは、解毒法、排泄法を実践する

環境ホルモンは、自閉症などの精神疾患とも関連があります。

体内に取り込まないようにすることは、化学物質に囲まれた中では困難になりつつあります。

それでも・・・缶詰を使用しないことや保存料、食品添加物を使用した食品を使用しないなどにより、ある程度は避けられます。
※フライパンの一部にも避けるべきものがあります。

そこで今回は・・・三大対策のうち、有害物の解毒・排泄法について言及したいと思います。

自閉症や統合失調症の治療でも大切な方法なので、ぜひ実践されて下さい。

環境ホルモンに対する解毒は、活性硫酸により行われます。

活性硫酸は、硫酸からATPを用いミトコンドリアで合成されます。
なので・・・ミトコンドリアの機能が正常である必要があります。

また、硫酸は、亜硫酸から合成されますが、その合成酵素にモリブデンが必要です。
モリブデンは通常欠乏することはないのですが、栄養失調で不足します。

なので、モリブデンを含んだステンレスをセレクトするか、きな粉など大豆を摂取することです。

さらに代謝の上流の亜硫酸の合成には、メチレーションがスムーズに回転している必要があります。

なので・・・メチレーションの異常は環境ホルモン対策を劣化させてしまいます。

メチレーション対策については、後日語ります。
ケースバイケースで、メチレーション促進法は異なりますので・・・メチレーションを語れる専門医に相談して下さい。

亜硫酸合成の上流には・・・ATP、B6、ヘム鉄が必要で・・・鉛がその邪魔をします。

一番大切なのはビスフェノールAなどの環境ホルモンを摂取しないことです。

総論、各論の方に・・・セミナーでお伝えします。
※受講者には、USBにてスライドも提供します。

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