平成27年、新年症例検討会を開催しました。

2015年01月15日お知らせ

ハートフルクリニックの平良です。

新年会

今年も恒例の・・・第6回新年症例検討会を開催しました。

症例検討会は・・・前年に習得した知識を用いて、症例を出し合い、タイラズメソッドを用いて、その分析を行うものです。

今年は、医科と歯科の先生からそれぞれ1例づつ提示して頂きました。

【1例目】
アドレナルファテイーグの症例

通常のクリニックでする一般的な血液データから・・・腸内環境の乱れやそれによると思われる体内炎症があり、ミトコンドリア機能障害、小胞体ストレスがかかり、栄養素の吸収障害によるミネラル不足、ホルモン合成低下、脂質代謝異常からケトン体酸性が示唆される症例でした。

尿検査の結果、やはりケトン体が検出されました。
TCA回路の右側の障害・・・おそらく水銀、ヒ素、アンチモン、フッ素化合物などの有害物が示唆されるものでした。

血液データからの推測では、有害金属よりも環境ホルモン系の解毒ができていないと判断・・・エプソムソルトの使用が必要な症例でした。

最終的に唾液コルチゾールを実施し、副腎機能の低下が認められました。

ビタミンやミネラル、副腎組織のサプリメントが必要と判断しました。

【2例目】
長年の代謝栄養療法により回復途中の症例・・・栄養療法でいかに血液データが変わるかを再確認することができる症例でした。

慢性疲労の方で、治療により結合組織の状態、リンパ流が変化したのか、あごのラインが変化して顔が変わってスリムになった方です。

この症例では・・・リーキーガット症候群が完全に良くなりました。
腸の炎症を取り除くと顔が変わる・・・のかもしれません。

いずれの症例も・・・食、ライフスタイルの変更、サプリメント、点滴など改善に必要なことをアドバイスシートにまとめました。

ご参加の皆様ありがとうございました。

来年もまた・・・ご来場下さいませ。

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