タイラ経路図フォルダとサプリメント療法レシピファイルの使い方・・・

2014年11月9日お知らせ

ハートフルクリニックの平良です。

タイラ経路図は2000枚を超えるのですが、先生方へお渡しできる形になるまで、平良が保有しています。各種情報を追加して臨床で使える形にして各論受講の先生にお渡ししています。

通常の代謝経路図と違い、平良が作成しているタイラ経路図は、どのように違うかというと・・・次のようになります。

  • 通常の代謝経路図・・・記載されているのは、遺伝子、代謝産物、酵素、補酵素、捕因子などをメインに記載しています。
  • タイラ経路図・・・上記に加えて、酵素を活性化するサプリメントや素材、遺伝子を促進する素材やサプリメントそれらの相互作用をも、記載しています。

上記の違いは、通常の代謝経路図+ソリューション=タイラ経路図となります。

そのため、栄養療法による治療をするためには、タイラ経路図が保存されいてるフォルダに、検索するべき素材やサプリメントの名称、酵素名などを検索すると、栄養療法による治療が見えてきます。

つまり、タイラ経路図には、ソリューションが掲載されているものとなります。

たとえば・・・一つの例として・・・

  • メチレーションで使われるCBS酵素を抑制する、促進する素材、体内物質、それを合成するために必要な素材・・・メチレーションにおけるCBSは、重要な位置にあり、病態によりアクセルとブレーキを使い分けないといけませんので、注意されて下さい。検査から、促進されているかどうかを把握することができます。
  • MTHFrを抑制するもの促進するもの・・・MTHFrも重要な位置にありますので、アクセルブレーキを吟味する必要があります。
  • HMG-CoAリダクターゼを促進するもの、抑制するもの
  • コレステロール合成の前に存在する代謝物であるスクワレンを合成する酵素スクワレン合成酵素を抑制するもの
  • アラキドン酸を遊離するホスホリパーゼA2を促進するもの抑制するもの・・・大人においてアラキドン酸の過剰+炎症があると、プロスタグランジンE2の合成から、炎症が促進、発がんなどの悪影響があります。

サプリメント療法レシピファイルも・・・検索をかけるとそれに関する治療メニューが組めます。

タイラ経路図のフォルダ、サプリメント療法レシピファイルは、辞典のように活用されると、体に優しい栄養療法、代謝栄養療法が見えてきます。

各論を受講された先生方は・・・全国で40人を超えています。

ぜひご活用下さい。

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