早期の炎症を見ぬく方法・・・CRPでは遅い・・・

2014年11月1日お知らせ

ハートフルクリニックの平良です。

炎症があると体内代謝に変調をきたします。

その影響は・・・

  1. トリプトファン→キヌレニン合成経路が促進され、その結果トリプトファン→セロトニン合成が低下、これによりうつ傾向に・・・
  2. 解毒物質の合成が低下・・・解毒ができない
  3. コルチゾールがアップ→免疫の変調
  4. インスリン抵抗性増→高血糖→糖化ストレス
  5. 酸化ストレス
  6. 発がん
  7. ミトコンドリア抑制
  8. プロスタグランジンE2増→自己免疫疾患
  9. 睡眠に影響
  10. ・・・

などなどたくさんの障害をもたらします。

一般的にCRPが炎症を知る血液データとして検査されますが・・・

CRPが上がっているころには、炎症はかなり進んでいる・・・とタイラズメソッドでは考えています。

では・・・どのようにして初期の炎症を見ぬくのでしょうか?

そ・・・れ・・・は・・・

★炎症性貧血、★血小板、★リンパ球比率、★白血球数、★間接ビリルビン、★白血球分画などが使えます。(あくまでもタイラズメソッド)

  • 炎症性貧血・・・フェリチンが高めにも関わらず、貧血がある状態
  • 血小板・・・20万以上、あるいは25万以上の場合
  • リンパ球比率・・・高い場合も低い場合も可能性あり
  • 白血球数・・・高い場合
  • 間接ビリルビン・・・0.8以上
  • 白血球分画・・・好酸球が4.0以上、好中球÷リンパ球が1.47以上

病歴や症状、性別、体格などの情報を総合的に判断するため、相対評価の項目は具体的な数値を示していませんが、上記の項目は使えます。

CRPが上がる前に、上記で読み取れた炎症は・・・どこで起こっているのでしょう・・・

多くの場合は、腸で起こっています。

なので・・・そのような場合は・・・食事を変えて・・・菌サプリメントを用いて治療します。

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